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公立大学法人 福岡県立大学

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公共社会学科

社会調査実習

  •  社会調査実習は、10人程度のグループに分かれてそれぞれでテーマを設定し、インタビューや質問紙調査の企画から実施、得られたデータの分析、報告書の作成に至るまでを学生が主体となって行う実習の授業です。
  •  今年度は、「田川市の中小企業振興についての調査」、「市町村合併の地域社会・地域経済と住民生活への影響」、「田川市の地域変動と中学校統廃合」の3つのグループで調査を進めています。

田川市の中小企業振興についての調査

  •  佐野グループの社会調査実習は、田川市産業振興会議・実務者会議と協働で行います。
  •  この調査では、2017年に田川市産業振興会議が実施した「田川市中小企業振興基本調査」に基づき、市内事業所の課題、および、その経年変化を明らかにすることを目的とします。

 詳しい調査計画は、こちらからご覧下さい。➜ Gr.Sano社会調査実習.pdf(1.0 MB)

  •   「田川市の中小企業振興についての調査」
  • 担当教員:佐野麻由子

市町村合併の地域社会・地域経済と住民生活への影響

  • thumbnail_IMG_5311.jpg 美谷グループでは、これまでに取り上げてきた「市町村合併の地域への影響」を引き続きテーマに設定して、今年度は大学近隣の京都郡みやこ町をフィールドに調査の準備を進めています。

  •  これまで、市町村合併に関する文献の確認や、みやこ町の概要に関する情報収集などを行い,5月には土曜日の午後を使って、地域の概要を把握するための現地見学(ジェネラルサーベイ)を実施しました。

  •  DSC05111.JPG当日は公共交通機関を乗り継ぎ,合併前の旧3町それぞれの中心地区や町に隣接する行橋市の都市機能、町の重要な観光資源などを現地観察しました。あいにくの天気でしたが、参加した受講生は,みやこ町を構成するそれぞれの地域のイメージなどをある程度感じ取ることができたようです。

  • IMG_5351.jpg 
  •   6月には町役場の担当の職員の方に、合併後の町政やまちづくりに
  •  ついてお話しを伺いました。今後は、より具体的な調査項目を整理し
  •  ていく予定です。
  •  
  • 「市町村合併の地域社会・地域経済と住民生活への影響」調査
  • 担当教員:美谷 薫

田川市における学校再編と部活動の地域移行に関する調査

 _A1_9219.jpg堤グループでは、田川市教育委員会の御協力のもと、「田川市の地域変動と中学校再編〜主に部活動に着目して(仮)」というテーマを設定し、実習を進めています。

 福岡県立大学がある田川市では2023年より8校あった中学校が2校に再編されました(いわゆる「学校統廃合」)。また、国は2022年より「部活動の地域移行」を積極的に行うよう各自治体にはたらきかけています。

 田川市におけるこの二つの大きな変化は、田川市が抱える課題に応えるものである一方で、やはり学校がなくなることや部活動の地域移行には、先生や生徒や住民にさまざまな葛藤をもたらします。

 この現在進行中にある課題について私たちは拙速に結論を導くことにはこだわらず、今年度は、いま田川市はこの葛藤とどう向き合おうとしているか、先生方はこの事態にどう経験し、向き合おうとしているのかについて、理解を深めることを目標に、取材を進めています。

 前期はまず国の学校再編に関する指針や田川市の学校再編のあゆみ、人口動態について資料収集しレポートにまとめました。先日は田川市教育委員会の学校再編を担当されてきた方に、学校再編についてご教授いただくとともに、ご経験された様々なことについて取材させていただきました。いまは、先生方への取材の準備を進めているところです。

「田川市における学校再編と部活動の地域移行に関する調査」

担当教員:堤圭史郎

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