情報処理センターは,下の3つの役割に寄与することを目的として設置されています。
* 学内情報ネットワークシステム(学内LAN:Local Area Network)の管理
* 情報処理および統計処理スキル向上の支援
* 学生の情報処理教育の向上
大学は知の集合体と言われています.研究を行う場合だけでなく,学生に授業を行う場合でも,その背後には膨大な知識が用意されていなければなりません.これまでは,図書館がその大きな部分を占めており,その機能は今でも変わりません.最近では,インターネットが爆発的に普及し,世界中のさまざまな情報を瞬時に取得することができるようになりました.さらに本学での教育や研究などの活動内容を世界中に発信していくこともできるようになりました.このようなネットワーク内にある情報が教育・研究活動の充実に果たす役割はとても重要であると考えられています.このことを実現するためには,情報技術の働きが必要不可欠で,その役割を果たすのが情報処理センターです.情報処理センターでは,インターネットを通じて学内外の情報を収集したり発信したりするために,学内LANを構築し,その管理運営を行っています.また,学内の全学生,教職員のメールアドレスを管理し,大学のホームページの管理を行っています.学内LANには,図書館を含む学内のほぼ全てのコンピュータが接続されていて,その役割は年々重要なものになってきています.その意味で学内LANの利便性とともに安全性の向上は重要な課題です.そのために定期的なネットワークの再構築は欠かせません.また,学生への情報処理教育や学生が自由に活用できる施設の充実を図るため,定期的に機器更新を行っています.