雨天が心配されましたが、訪問先で傘不要の空模様にかわり、幸運な旅をしました。秋月では歴史を感じさせる石垣と水路、古い建物と大木が息づく城下町の情景の中をゆっくり散歩しました。
昼食の後、午後は、山に囲まれた「共星の里 黒川INN美術館」を訪問しました。もとは黒川小学校だったという、どこか懐かしく親しみを覚える場所に、現代美術作品が展示されており、短い時間でしたが、近い距離で作品を鑑賞することができました。迎えてくださった柳氏のお話と写真で2017年の九州北部豪雨で被災した朝倉の復興の歩みにも触れました。柳氏の人柄なのか美術館全体が醸し出す雰囲気なのか、人が否定されることなく受け入れられる寛大な空気を感じる場所でした。
最後に筑前小石原焼の栁瀨本窯元様で、陶芸体験をしました。やさしく丁寧な栁瀨先生の指導を受けながら、学生たちは無心になって土を練って自分の形にしました。栁瀨先生を小学生時代の教科書で知り、覚えている学生もいました。いずれも力作揃いで、1か月後の出来上がりが楽しみです!
留学生と在校生は、活発な対話と楽しい時間を共有しながら地域の文化に接することができました。
お世話になった訪問先のみなさま、ありがとうございました。