統計・情報の知識を保健福祉分野での
課題解決に活用できる力を養う
近年、IoT、AI、ビッグデータ、ロボット等の新技術の進展により、保健福祉分野でも大きな変革が始まっています。たとえば、病院の医療情報は電子カルテによりデータベース化して管理していますし、医療研究や社会調査には統計分析が欠かせません。また、IoTを用いた高齢者等の見守り、インターネットを活用した地域包括ケア、AI技術を用いた福祉支援システムなども研究が進んでいます。
本学では、統計学、情報学を系統的に学ぶデータサイエンス・プログラムを用意しており、本プログラムにより、新しい時代に求められる統計的手法や情報技術を修得できます。
本学では、統計学、情報学を基礎から応用まで順を追って学べるような授業を用意しています。本プログラムでは、統計学、情報学を大きく次の四段階に分けて、系統的に学修していきます。
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たとえば、こんな授業があります。
大学では、レポート作成や研究調査、調査発表などをパソコンを使って行う必要があります。大学での学業で必須となるパソコンの基礎的な使い方、情報倫理や情報セキュリティ、いわゆるOfficeソフト(Microsoft Word、Excel、PowerPpint)の基本的な操作スキルを学修します。Officeソフトの演習では大学でのレポート作成と調査発表を想定し、「教養演習」と連動して授業を進めていきます。(人間社会学部の必修科目です。)
福祉・看護・その他多くの業務において、業務上いろいろなデータを管理する必要があり、データベースはデータ管理の中核となっています。情報システム設計の基本となるデータベースについて、役割と仕組み、構築とデータ管理について学修します。また、Microsoft Accessを用いて実際にデータベースの構築を行います。
インターネットでは様々なWebサイトが運営されています。この授業では実際にWebサイトの開設を想定してWebページを作成しながら、Webを取り巻く代表的な技術(HTTP,HTML,CSS,JavaScriptなど)を学修します。また、単なるページの見た目だけではない、情報を伝えるためのWebデザインの方法についても学んでいきます。
保健福祉分野の専門家として調査・研究を行う際に必要となる統計的手法を学修します。量的・質的データの基本統計量や度数分布、各種の検定法、量的データの多変量解析を学びます。グループ単位でミニ調査を実施し、統計解析を行い、報告書を作成します。
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情報処理関係の資格取得を支援するために、次の資格に対する支援プログラムを用意しています。
本学の所定の単位を修得すれば「上級情報処理士」の資格を取得することができます。上級情報処理士は、全国大学実務教育協会が認定する資格です。上級情報処理士の資格を取得することは、コンピュータを使って実務を行う技術が身についたことの証となり、企業にとって学生の情報処理能力を客観的に評価できる一つの材料となります。
データサイエンス・プログラム関連科目の多くが上級情報処理士の対象科目となっています。
オフィスソフトMicrosoft OfficeやオペレーティングシステムWindowsについての操作スキルの認定資格が「マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)」です。Microsoft Officeは、現在、多くの職場で活用されている代表的なアプリケーションソフトです。この認定資格は企業での認知度が高いため、就職活動前に取得しておきたい資格です。
本学に隣接するたがわ情報センターと連携し、毎年夏季休暇期間中にMOS資格対策講座を開講しています。7日程度で集中して勉強しMOSの資格試験に備えます。講座受講者からは毎年多くのMOS合格者が出ています。
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データサイエンス・プログラムにおいて、所定の要件をいたす音で、その就学内容を履修したことを証明する以下の学習証明書の発行を行っています。この学修証明書は総合人間社会コースに所属していなくても、本学の学生であれば要件を満たせば交付されます。
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